勝手に僻地散歩



カテゴリ:ブラジル連邦共和国( 2 )


ブラジリアにいってみた その2

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<写真:大統領官邸前の儀仗兵>
ブラジリアは、西暦2000年に人口60万人という想定のもとに、小さな集落のほか、何もなかったセラードの土地に極めて短い期間に建設された人口都市である。建設当時の様子はこちらに詳しい。

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<写真:大統領官邸周辺の様子>
この大統領官邸もニーマイヤーの作品である。

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建物だけでなく、都市そのものがすべて計画され尽くされている。
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<写真:ブラジル国民会議議事堂>
ブラジル国民会議議事堂(National Congress)もニーマイヤーの作品である。左のお椀をかぶせたような屋根の方が上院、右のお皿のような屋根が下院。あらゆる思想に開かれている下院の役割と機能と、その閉じられた空間が思慮と叡智によって支配されるべき上院という両院の姿が体現されているという。

ブラジリアの人口は300万人を超えた。設計者の当初の想定を超え、今もこの未来都市は発展を続けている。
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by iyasaca | 2015-03-28 15:49 | ブラジル連邦共和国 | Comments(0)

ブラジリアにいってみた その1 - ブラジリア・メトロポリタン大聖堂

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セラードに建設された人工都市、ブラジリア。ブラジルが誇る建築家、オスカー・ニーマイヤーの「自由な曲線」を存分に堪能できるブラジルの首都である。

ブラジリアに数多あるニーマイヤーの建築でも出色なのは、イタラマチ宮殿近くにあるブラジリア・メトロポリタン大聖堂である。入り口にはイタリア人彫刻家アルフレド・セシアティ(Alfredo Ceschiatti)の作であるマタイ(Matthew)、マルコ(Mark)、ルカ(Luke)、ヨハネ(John)の福音書記者の巨像が4体並んでいる。
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大聖堂は外形からは教会であることが分からないほどニーマイヤーの思想に包み込まれている。円錐状の外壁表面には、ステンドグラスが全面に施されており、16本の柱が寄り添うように曲線を描いている。建物の周辺には水が張られており、気化熱による自然換気で夏でも空調が必要ない設計となっている。
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入口は緩やかな下り坂になっていて、その先にステンドグラスを通じて差し込む柔らかい光の空間が広がる。外から見える円錐部分は大聖堂の屋根だったのである。頭上の空間には、これもまたセシアティの手による天使が飛び交っている。
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内部に薄暗さはない。訪れるローマ・カトリックの信者は、白、青、緑のステンドグラスを介して注がれる光の作り出す優美な空間で、祈りを捧げることができる。この大聖堂に類する聖なる空間は他に存在しない。
「建築とは、驚きを発明することだ」
とはニーマイヤーの言である。
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<写真:聖堂内のところどころに配された彫像>
ニーマイヤーは長命した。1950年代後半に、ブラジリア建設に携わった後も、長く活動し、多くの作品を残している。それらの業績が認められ、2004年、96歳のときに高松宮殿下記念世界文化賞の建築部門賞を受賞している。104歳で没したのは2012年のことであった。


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by iyasaca | 2015-03-21 00:00 | ブラジル連邦共和国 | Comments(0)


知ることで景色が変わる。誰にも頼まれてないですが、あちこちにいってきます。
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